経穴(けいけつ)と経絡(けいらく)の違い

 

皆さんご存知の方も多いと思いますが、一般的な言い方である【ツボ】のことを専門的には【経穴】と言います。東洋医学では気の存在を前提としていて、体をめぐる無形のエネルギーのことを【気】、その【気】の流れる道を【経絡】と言います。

では経穴とは何かと言うと、経絡という気の流れ道に主要な場所があります。駅で言えば特急が止まる大きな駅です。これを経穴と呼び、各々の経穴には気が集まりやすく、気の停滞(邪気)も同時に集まりやすい性質があるため、治療ではとても有効なポイントになります。

 

 

頭痛や眼の疲れに効く経穴

 

中国で長年の経験からまとめられた経穴は、世界的にも認められるようになり、2006年にはWHO(世界保健機構)により361の経穴の統一基準が決まりました。

経穴は自分で刺激しても様々な症状を改善してくれます。

 

(1)ストレスからくる不眠/頭痛に効く経穴

 

・百会穴…頭のてっぺん。左右の耳の先端を結んだ線と鼻筋から頭頂に引いた線が交差するこ。

・太陽穴…こめかみのくぼみ。

・風池穴…首の付け根のくぼみ。首の骨の両端。

 

 

(2)眼の疲れに効く経穴

・攅竹穴…眉毛の両端にあるくぼみ。

・晴明穴…目頭の内側にあるくぼみ

・四白穴…瞳孔の真下、親指の幅の長さのところにある小さなくぼみ。

 

息を吐きながら4秒間押した後、息を吸いながら手を離すという動作を繰り返します。

(7セットから9セット続けるとより効果的です。)

 

 

サンパーク整体で経穴と経絡を利用した施療メニュー