子供の肥満は大人になっても肥満が多い。
『子供の頃から肥満気味なら大人になっても肥満になりやすい傾向がある。』
人間の体の細胞は成人になるまで増え続けますが、成人になっても細胞が減ることはありません。幼少期に肥満傾向にあった方は通常の方より細胞の数が多く、大人になってからも『太りやすく痩せづらい体質』になる傾向があります。
大人になってからダイエットの効果がでにくい方は子供の頃に肥満傾向にあった方が多いという報告もあります。
良い姿勢は効率よくエネルギーを消費する。
姿勢が良い子供と姿勢の悪い子供が同じ運動をしたときの、消費されるエネルギーの違いを調べたデータがあります。このデータによると、姿勢の良い子供と同じ運動をしていても、姿勢の悪い子供の消費エネルギーは姿勢の良い子供に比べると約10%も少ない結果が出たそうです。
なぜこの結果が出たかというと、姿勢の悪い子は猫背で姿勢が前傾している為、姿勢の良い子に比べると体内に取り入れる酸素の摂取量が少ないのです。消費するエネルギーも酸素の摂取量比例して少なくなってしまうということです。これは大人の場合も子供と比べて多少の誤差があるとはいえ、同じことが言えるでしょう。