『顎が鳴る』、『顎が痛い』、『口が開けづらい』
顎関節症とは簡単に言うと、顎の関節周辺に何らかの異常があり、『顎が鳴る』『顎が痛い』『口が開けづらい』などが主な症状である慢性的な疾患で、原因はいくつかあり状態も異なりますが、まとめて顎関節症と呼んでいます。
若い女性や子供に急増中と言われる顎関節症ですが、自然に治る軽症のものから、仕事はおろか日常生活もままならない深刻な症状に苦しめられる重症の患者さんもいます。
【顎関節症の原因】
顎関節には、下顎骨の部分と頭蓋骨の部分の間に関節円板という弾力のあるクッションがあります。この円板が顎の動きに先立って種々に位置を変えますが、これが何かのきっかけでどこかに引っかかってズレてしまいますと、擦れて炎症が起きたり、余分な筋肉を使おうと頑張って、関節や筋肉の痛みとなります。
顎関節症になる主な原因
顎関節の『ズレ』や『引っかかり』の直接的な原因は、以下の要因が考えられます。
・もともと噛み合わせが悪く、無理して噛んでいたのが限界を超えた場合
・歯を治療したが、噛み合わせが正しくなっていなかった場合
・歯ぎしりやくいしばりの癖がある場合
・頬杖など顎に力がかかる癖がある場合
・精神的な悩み、心配事、不安などのストレスを抱えている場合(これは直接原因ではなく、上記の状態がある場合にストレスが発病や進行を促進します)
【整体分野における顎関節症への対応】
日本顎関節学会では、軽度の段階に対しては、筋肉や骨格の調整を行うことで、症状緩和の方向性が引き出されるのではないかと考えております。
顎関節症でお悩みの方は、まず専門医での受診をお勧めしますが、『少し気になる程度で医者に行くのはちょっと…』とお考えの方は、一度サンパーク整体での調整を試してみてはいかがでしょうか。