子供の猫背が増えているのは親にも原因がある。
現在、3人に1人の子供が猫背だと言われています。猫背のままの状態で背骨や筋肉が成長してしまうと、大人になってから猫背を改善しようとしても大変な苦労を要することでしょう。
猫背が子供に与える影響は【身長が伸びない】【運動能力の低下】【集中力の低下】など様々な悪影響が考えられます。学校受験の面接などでも猫背だと見た目の印象が悪いですし、呼吸も浅くなるので大きな声も出せなくなります。
子供はまだ社会性が低いので自分が猫背でも気にしない場合がほとんどです。親が普段の生活の中で正しい姿勢を教えてあげる必要があります。
子供が猫背にならないように普段から注意すること。
【普段の座り方に原因がある】
日常生活の中で椅子やカーペットでの正しい座り方を知らない子供が多いです。しっかりと背筋の伸びた正しい座り方を教えてあげましょう。
【長時間同じ姿勢でいる】
ゲーム、パソコン、スマホなどで長時間同一姿勢でいる子供が増えています。同じ姿勢で30分以上いると筋肉が記憶してしまい元に戻りにくくなります。慢性化すると尚更です。30分に1回は中断させてストレッチや背伸びなどをさせるようにしましょう。
【筋力低下に原因がある】
普段から外で遊ぶ機会が減ったり、連日の塾通いなどで運動不足の子供たちが増えています。子供のうちにしっかりと運動して筋肉を作っておかなければ大人になってからも猫背が改善しないなどの悪影響がでます。親が一緒に運動してあげたり、スポーツを習わせたりするのが良いかと思います。
【柔らかい寝具やソファなどが原因】
寝つきが良い寝具や柔らかすぎるソファは姿勢が維持しにくいので、猫背や腰痛になりやすいおそれがあります。子供に使用するときは姿勢を維持しやすいように、ある程度の硬さがあったほうが良いでしょう。大人が使用するときにも同一のことが言えますが…。